関西では観光的にも有名な"岸和田のだんじり"や姫路白浜の"灘のけんか祭り"も
終了し地元の方は既に来年に視野を向けられている事と思います。

まあこの辺りの方は正月よりも祭りが一年のメインの行事ですから
当然至極の事ですね

まあこのような熱烈な祭りフリークの方で無くとも生まれながらの地元に
住まれる方は何らかの形で参加される事が多いかと思います。
何処に行ってもナチュラルボーンなよそ者人間である私にとっては
それが少し羨ましかったりもします

幼少期から転々と引越をしましたので私には地元らしい地元がありません。

関西在住は30年にも及び流暢に関西弁を操りますが(?)、
大阪弁(摂津言葉ベース)と神戸弁、阪神間の関西弁がミックスした上に
各地方の方言多少と共通語までブレンドされて出身不明

(出身は東京都ですがそれすら信じてもらえない位面影が無い

まあね。最近正しい関西弁を使える方など居りませんからほぼ気にも
ならないのですが、営業職が長いこともあり商売上少し古い関西弁を
使ったりするわけです…
そうすると歳を召した方などには逆に関西出身で無い事が分かるんですね。

こういう時に感じる疎外感は祭りの時の感じる寂しさに共通したもの?
かな?と思ったりします。

煩わしさは無い。が…共有感も無い。
同じ場所にいるにも関らず暮らしている空気や時間は違うのです。

私が今住む場所でも先週秋祭りが行われだんじりが牽かれました。
私は仕事が有った上によそ者ですから勿論不参加。
見にすら行かなかったのですが、妻と娘は子供同士の交流もあり見学に
行ってたみたいです。
勿論、娘のメインは夜店の屋台での買い食い?

でも普段ひっそりとしている地元神社の参道が明るく照らされ、煌びやかな
だんじりが牽かれる様には感銘を覚えたようでも有ったとの事でした。
娘の友人の子がだんじりの上に乗るのを見て、私も…と願うも叶わず
と地元民でない寂しさを少し感じたようではありましたがそれなりには
楽しめたようです。

まあこの子はここで生まれ育ったのだから完全な地元民の内輪には入れ
なくとも地元だもんな。。
帰宅後の夕食時に妻から祭りの事を聞きながら、
我が子が少し羨ましく。。。

週が変わり陽が落ちきる前の薄暮時娘と散歩がてらに神社参道付近をブラブラと…
未落日 宮白し闇 辻暗み
(みらくじつみやしろしやみつじくらみ:5・7・5調回文成立

祭りの時のように闇を明るく照らす照明も無く、日が落ちる前から神社や
参道の辻は薄ら白い闇に包まれていくのでした…
子の眼にも寂しく映る秋の暮れ。
5歳児は5歳児なりの哀愁を感じるのだなと子から学びました。

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